ステイヤーズステークス2015予想 アルゼンチン共和国杯組、アルバートほか

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 暮れの中山名物、ステイヤーズステークス2015の予想です。まずは過去の傾向から。

ステイヤーズステークスの過去の傾向

ステイヤーズS2015

【2014年】13.1 – 12.2 – 13.8 – 12.9 – 12.5 – 12.0 – 12.5 – 13.5 – 13.1 – 13.3 – 13.6 – 13.1 – 12.8 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 12.4 3.47.8
【2011年】12.4 – 11.5 – 12.7 – 12.2 – 12.2 – 13.6 – 13.5 – 13.3 – 13.6 – 13.4 – 13.3 – 13.2 – 12.9 – 12.6 – 12.9 – 12.4 – 11.9 – 13.2 3.50.8
【2010年】12.8 – 11.3 – 12.5 – 12.3 – 12.2 – 12.5 – 12.7 – 13.2 – 12.7 – 12.8 – 13.1 – 13.4 – 12.8 – 11.1 – 11.5 – 12.0 – 11.9 – 12.6 3.43.4

 表をみて気付くのは、4角外で馬券になった馬はいないということ。ただこれは内外の有利不利というより中山3600mという特殊な舞台設定がそうさせている。ラップを並べてみてもスローで流れることが多く、それでも3600mを走りきる体力が求められるので適性の差が大きくでやすい。上がりは速くても35秒台になる。ここ5年では上がり最速の馬は全て馬券になっていて、2014年デスペラード1着、2013年デスペラード1着、2012年トウカイトリック1着、2011年イグアス2着、2010年ジャミール2着。内外というよりは適性面を重視したい

 各年を振り返っていくと、まず昨年はデスペラードの連覇。道中ロスなく運んだ3頭が1~3着。デスペラードはもちろん、ファタモルガーナは2年連続の好走でダイヤモンドSでも好走しているように体力が豊富なタイプ。デスペラードはネオユニヴァース×トニービン、ファタモルガーナはディープ×エリシオ。2013年もデスペラードは高い適性で好走している。2着ユニバーサルバンクも父はネオユニヴァースで母父ドクターディヴィアス。2012年は8枠トウカイトリックがイン差し。トウカイトリックはご存知のとおり体力お化けだし、2,3着はデスペラード、ファタモルガーナの常連組。トウカイトリックはエルコンドルパサー×シルヴァーホーク。2011年は不良馬場でマイネルキッツが復活。マイネルキッツも天皇賞春で勝っているように長距離実績があった。2着イグアスは条件戦からのステップで鮮度ありのディープ産。マイネルキッツはチーフベアハート×サッカーボーイ。最後にステイヤーズSにしては時計が速くなった2010年。コスモヘレノスが1枠からジャミールの差しを凌いだ。コスモヘレノスはグラスワンダー×エリシオ、ジャミールはステイゴールド×サドラーズウェルズ。

 こうして好走馬の血統を見ていくと、まずエリシオ、トニービンなど欧州血統が強い。それからシルヴァーホークのロベルト系、SS系ならディープ、ネオユニヴァース。前ブログで指摘したようにステップとしてはアルゼンチン共和国杯負けからのステップで、この手の体力がありそうな血統を持つ馬を狙えばいいという過去の傾向。その年の馬場の速さによって勝ち時計は大きく異なっているが、そこまでこだわる必要はないのかなと。

アルゼンチン共和国杯組

【アル共】7.4 – 11.4 – 12.0 – 13.1 – 13.1 – 12.8 – 12.6 – 12.7 – 12.4 – 12.3 – 11.1 – 11.2 – 11.9 2.34.0

 今年のアルゼンチン共和国杯は序盤ゆったり入ってから直線で加速するスローの流れ。重馬場で時計を要する馬場になったので、スローであっても体力の問われるレース質になった。レベルとしてはなかなか高く、ゴールドアクターがジャパンカップ出走なら重い印を打つ予定だった。

 登録馬のなかで最先着は、3着以下を離したメイショウカドマツ。2番手で先行してかつ、上がり3位の内容なので高く評価できる。もともとはけっこう遡ることになるが、不良馬場だった皐月賞がいい内容。ハイペースを先行で世代上位に大きく負けていない。そこから長期離脱も、ダイヤモンドS、早春Sは強い内容。このアルゼンチン共和国杯を含め、いずれも東京の長距離で重い馬場を先行したものなので、適性的には速力不要の低速戦向きだろう。同じ東京でも高速馬場の目黒記念は案外な結果だったことからも裏付けられる。で、今回のステイヤーズS。東京でのパフォーマンスを見ると、中山でそれ以上というのはちょっと考えにくいのかなと思うが、体力はあるし、ダイワメジャー×クリスエスでロベルト系持ちの血統。先行もできるので、決して悪くはない条件ではある。中山での勝ちもあるし問題はないが、前走よりは、といったところ。能力は上位です。

 逃げたスズカデヴィアスは同じく先行したメイショウカドマツに完敗で、さらに体力が求められる条件になって逆転は難しそうではある。京都記念がここまでのベストパフォーマンスで、キンカメ×SS×シアトルスルーの血統からももう少し軽い条件のほうがいいだろう。休み明けだったし、昨年のステイヤーズSでは4着には来ているが。スローの展開をロスなく運んでどこまで、という感じ。

 穴で一考したいのがヴァーゲンザイル。近走の内容はお粗末だけど、評価できるのがサンシャインS。サンシャインSはスローの低速戦で決め手が活きたというレース。ここに繋がるかといえばそういうレース質ではないが、決め手がいかせる状況になれば圏内まで差してきてもいい。ネオユニヴァース×ノーザンテーストはステイヤーズS向きの血統。器用なレース運びができるタイプではないけれど、中山巧者。

 その他ではマイネルメダリストは昨年惨敗で今年もリズムは悪い。サイモントルナーレは49kg凡走→56kgではさすがに厳しいし、プランスペスカも53kg凡走→56kg。

ファタモルガーナ、アルバート

 昨年2着ファタモルガーナは母父エリシオの体力型ディープで、ステイヤーズS、ダイヤモンドSいずれも安定して高いレベルの走り。課題は半年間の休み明けで、ちょっと正確な情報がないけど、脚元に不安があって使えなかったようだ。昨年はアイルランドTからの理想的なステップだったわけで、それを考えると今年は昨年以上のパフォーマンスを求めるのは厳しいのかもしれない。メンバー構成はデスペラード、トウカイトリックは不在なので、能力・適性は一歩リードしているが。

【比叡S】12.8 – 11.8 – 12.1 – 13.2 – 13.0 – 12.8 – 12.5 – 12.3 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.8 2.27.4

 アルバートの比叡Sはデイリー杯の1R前だったので、馬場は荒れていれ外がいい馬場だった。アルバートに状況が向いたということはあってもこの比叡Sはまずまずの走り。2走前の本栖湖特別、3走前の札幌500万も強い内容でOPで通用するレベルにある。ただ、距離を伸ばして結果を出してきたアルバートも、中山3600mはちょっと長すぎるかなという印象は受ける。好走したラップをみても過去のステイヤーズSのもとはずれている。血統はアドマイヤドン×ダンスインザダークで母フォルクローレはダンスでもマルカフェニックスのような短距離向きの馬。アドマイヤドンはアドマイヤデウスのイメージがあって中山はよさそうだし、トニービン、ノーザンテーストの血もある。ちょっと適性がずれるが、今年のメンバーなら走ってもおかしくはないかなとは思うけど。

 最後にネオブラックダイヤ。ゼンノロブロイ×エリシオ×トニービンのまさに、という血統。が、昨年はスローを逃げてデスペラードと1.0差、ダイヤモンドSも最後失速ということからは体力切れだろう。春の天皇賞と宝塚記念は0.3差、0.5差と頑張っているし、今年はレースレベルが落ちそうなので圏内にきてもおかしくはないのだろうけど。

 デスペラード、トウカイトリック不在、ファタモルガーナもパフォーマンスを落としそうで、例年よりは低レベル戦になるのかもしれないなあ。アルゼンチン組でこれだ!というのはいないし。中心はメイショウカドマツ。次いで、アルバート、ネオブラックダイヤ、ファタモルガーナ、ヴァーゲンザイルあたり。続く。

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