札幌記念&北九州記念2015 過去の傾向を探る(特にローテーションに関すること)

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 今週も2重賞。ひとつはルージュバックが回避もなかなか楽しみなメンバーが集まりそうな札幌記念。昨年はハープスターとゴールドシップのハイレベルな戦いがみれた。もうひとつは北九州記念で、昨年390万馬券が出たように荒れやすいハンデ戦。まずはそれぞれ過去の傾向を把握しておく。

札幌記念

札幌記念2015

【2014年】12.6 – 10.7 – 11.6 – 11.6 – 11.9 – 12.1 – 12.3 – 12.3 – 12.0 – 12.0 1.59.1
【2012年】12.8 – 10.6 – 11.6 – 12.2 – 12.3 – 12.3 – 11.7 – 12.0 – 11.4 – 11.8 1.58.7
【2011年】12.6 – 11.3 – 12.0 – 12.3 – 12.2 – 12.7 – 12.6 – 11.9 – 11.3 – 11.5 2.00.4

 2013年の函館開催を除くと、特に枠の有利不利はなく4角位置についても極端な傾向はみてとれない。強い馬が集まりやすい札幌記念なので、力通りの順当な決着になりやすいというのがこれまで。マンカフェ産が好走しているように洋芝適性は当然必要だ。

 いくつか特徴的なラップを並べてみる。
 2014年はハープスター×ゴールドシップのハイレベル戦。ラスト2Fでも12.0-12.0と落ちてはいないけど、これはこの2頭の踏んだラップで3着以下はそうではない。58.4-1.00.7と前には厳しい展開になって、トウケイヘイローやロゴタイプには相当きついレース。ここまで速くなると、ゴールドシップが好走しているように札幌の洋芝ではまず体力勝負になる。
 2012年は58秒台の走破時計からも高速馬場で行われた年。59.5-59.2と2014年とは対照的にややスローの展開からの持続力勝負。結果はダークシャドウ‐ヒルノダムールは勝ち切れずにフミノイマージンの捲りが決まった。2011年はさらにスローで後半3Fの戦い。時計も2分台で勝ったトーセンジョーダンをはじめ脚を余した馬が多かった。こうしてみると、年によって全体時計・ラップともに大きく違っていて、特に2011年なんかは他の小回りローカルの中距離戦と比べると瞬発力も必要で特殊なレースだったことがわかる。今年の札幌はレコードが出ているように馬場が速いので、極端なスローにならなければ58秒台の決着が濃厚。フミノイマージンのイメージは持っておきたい。

 他に気になることといえば、函館開催だった2013年を除けば、函館記念好走組が凡走しがちだという点。
 2014年は函館記念1着ラブイズブーシェは4着に凡走だし、2012年は函館記念3着ミッキーパンプキンが7着に凡走。マイネルスターリーやジャミールあたりも該当してくる。ここ10年で函館記念勝ち馬が馬券に絡んだのもサクラオリオンのみでその結果も3着。もっとも連続で好走している馬もいるので一概にはいえないが、何かしらの理由があるはずだ。

 ぱっと思いつくのは4つで、

・函館→札幌で馬場が高速化あるいは低速化すること
・札幌記念のほうが強力なメンバーが集まりやすいこと
・ハンデ戦函館記念で軽量をいかして好走→定量戦の札幌記念
・函館記念で内枠をいかして好走

このあたり。今年もダービーフィズ、ハギノハイブリットほかの函館記念好走からのステップがいるのでこの4つの点を中心に検討する必要がある。

北九州記念

北九州記念2015

【2014年】11.7 – 10.5 – 10.9 – 11.1 – 11.2 – 12.1 1.07.5
【2013年】11.6 – 10.0 – 10.6 – 11.1 – 11.5 – 11.9 1.06.7
【2011年】11.8 – 10.0 – 10.6 – 11.1 – 11.4 – 12.3 1.07.2

 北九州記念といえば表からも読み取れるように、極端な前傾ラップになってラスト1Fが落ちたところ、人気薄の外差しが決まるというのがこれまでのパターンだった。トウカイミステリー、ツルマルレオン、スギノエンデバーなんかはまさにそれ。キンカメやハーツクライなど1200mしては体力がありそうなタイプが最後突っ込んでくる。
 この傾向が昨年はガラリ一変して、内枠の先行馬のワンツーで決まった。要因としてはやはりペースだろう。いままでの北九州記念なら前後半のラップ差が2秒以上あったところ、昨年は33.1-34.4とそれまでに比べるとスローに流れてこのレベルの先行馬にとっては十分に残れる。このペースと当日もイン有利の馬場だったことにより1枠リトルゲルダと逃げたメイショウイザヨイのワンツーという結果になったとみることができる。

 それからローテーションについては、ハンデ戦なので条件戦からの勝ち上がりが好走する傾向にある。ここ3年は佐世保Sの勝ち馬が馬券に絡んでて、メイショウイザヨイ、バーバラ、スギノエンデバー。高速小倉への適性と、重くならないハンデ、体調面に不安がないことからの好走と推論できる。実際に、ここ10年で重賞勝ちからのステップで連勝したのはスリープレスナイトのみ。エーシンヴァーゴウやカノヤザクラはアイビスサマーダッシュ1着からのステップで3着に負けているし、スリープレスナイト級ではないと重賞連勝はまずない。そもそも重賞勝ち馬だけでなく重賞3着以内からのステップからの好走例がないか。これはちょっと頭に入れておきたいところ。

 札幌記念、北九州記念ともにどういうローテーションできたかが重要になりそうなレースだなあ。この点に特に注意して各馬の分析に移っていく。続く。

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