新潟2歳ステークス&キーンランドカップ2015 ハイレベルになりがちな過去の傾向から

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 札幌記念も終わり気が付けば夏競馬も後半戦に入っていた。9月になればG1に向けたトライアルが始まったり楽しみなわけですが、それはひとまず置いておいて、今週は新潟2歳SとキーンランドCの2重賞。さっそく過去の傾向を分析していく。

新潟2歳ステークス

新潟2歳S

【2014年】12.5 – 11.0 – 11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.0 – 12.0 1.33.4
【2013年】12.5 – 10.8 – 12.0 – 12.6 – 12.8 – 11.5 – 10.9 – 11.4 1.34.5
【2011年】12.8 – 11.1 – 12.1 – 12.3 – 12.4 – 11.3 – 10.2 – 11.6 1.33.8

 3年分のラップを並べてみると関屋記念と同じように新潟マイルらしい決め手勝負になっていて、最後から2F目が10秒台を刻むことが多い。全体時計は近年は34秒台には入るし、馬場によっては33秒台で決まることもある。スローの展開から求められる上がりは33秒台で、レベルの高い年になると32秒台で上がってこないと勝ち切れない。過去5年でみてみると、34秒台の上がりで馬券になったのは2012年サウンドリアーナ3着と2010年マイネルラクリマ2着のたった2頭で、ハープスターは32.5、モンストール・ジャスタウェイはそれぞれ32.7、32.6といかに切れ味勝負になっているかが読み取れる。速い時計に対応できる速力と、速い上がりに対応できる瞬発力が適性的なキーワード。血統もディープ産駒が2年連続で絡んでいるし、軽いタイプのほうがいいだろう。

 過去の好走馬の名前をみると、ハープスター‐イスラボニータをはじめ、ミュゼスルタン・アヴニールマルシェ、ジャスタウェイ、マイネイサベル‐マイネルラクリマなど、のちの活躍馬がたくさん出ている。特に近年はハイレベルになりがちで、すでに新馬戦で一定以上のパフォーマンスをみせていることが条件になってきている。まずはここに至るまでの内容を精査しないといけない。逆に言えば、きっちり能力を評価できるのなら強い馬から買っておけば的中できるレースともいえるので、これまでのレースの時計・ラップを丁寧にみていけばいいといということ。
 

キーンランドカップ

キーンランドC2015

【2014年】11.9 – 10.8 – 11.4 – 11.5 – 11.5 – 11.9 1.09.0 
【2012年】11.9 – 10.5 – 11.1 – 11.5 – 11.3 – 11.3 1.07.6
【2011年】11.8 – 10.3 – 10.9 – 11.5 – 11.8 – 12.3 1.08.6

 表からも読み取れるように外差しは届きにくい傾向にある。昨年はレッドオーヴァルが上がり最速で勝ち切れなかったし、函館開催のストレイトガールを除けば外差しで馬券になったのは0。先行馬、あるいはイン差しが有利になりやすい。時計については、ラップをみての通り各年によって勝ち時計が違ってくる。2014年は9秒台の決着なのに対し、2012年は高速馬場で7秒台の決着。高速かつスローの2012年は先行勢だけで決まったし、差し勢からすると高速するとどうしても不利になってしまう。適性的には馬力タイプがいいのか、ある程度軽いタイプがいいのか、このあたりは当日の馬場をみて判断したいところ。血統は洋芝だけあってカレンチャンのクロフネやワンカラットのファルヴラヴ、ビービーガルダンのチーフベアハートの父ノーザンダンサー系や、ローブティサージュのウォーエンブレム、パドトロワのスウェプトオーヴァーボードなど父ミスプロ系が健闘している。

 ステップについてはここ5年は前走が函館スプリントステークスか、アイビスサマーダッシュで連体した馬が勝っていて、

・2014年ローブティサージュ 函館SS 2着
・2013年フォーエバーマーク アイビスSD 2着
・2012年パドトロワ アイビスSD 1着
・2011年カレンチャン 函館SS 1着
・2010年ワンカラット 函館SS 1着

いずれもスプリント戦線では上位にいる馬たちが勝利。ハイレベルな戦いになりやすい。今年の函館SSの連体馬はティーハーフとアースソニック、アイビスSDはベルカント、シンボリディスコで、函館SSがかなりの低レベル戦だったことと、ベルカントは北九州記念に回ったことからするとこの流れは途切れるのかもしれないけど、強い馬が好走するというポイントは押さえておきたい。そのほかのローテーションは、UHB杯組が函館と札幌の馬場の差により激走したり(タニノマティーニ)、距離短縮のステップで好走したり(ビービーガルダン、チアフルスマイル)というパターンがある。

 新潟2歳SもキーンランドCもまずは能力を的確に把握することが重要(どのレースでもそうなんだけど)で、それから新潟2歳Sなら速力・瞬発力、キーンランドCなら先行力・当日の馬場にあった適性が求められる。では次の記事からこれらのポイントについて各馬をみていく。続く。

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