京阪杯2015予想 京都1200mで求められる適性についてほか

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 今週の3つ目の重賞は京阪杯。予想のほうは、ベルカント、ビッグアーサーの参戦で固そうにみえるが、穴っぽい馬も何頭かいるのでその辺を確認しておきたい。まずは過去の傾向から。

京阪杯の過去の傾向

京阪杯2015

【2014年】12.4 – 11.2 – 11.1 – 11.0 – 11.0 – 11.6 1.08.3
【2013年】12.3 – 10.8 – 11.0 – 10.8 – 11.1 – 11.5 1.07.5
【2012年】12.2 – 10.7 – 11.4 – 11.4 – 11.3 – 11.5 1.08.5

 表を見てわかるように、過去5年間で4角外で馬券になった馬はゼロ、1〜3枠、逃げ馬が好走している。明確に内有利の傾向が出ている。時計面に着目すると、8秒台で決まることが多く、前後半フラット〜後傾ラップになりがち。京都1200mらしいラップで、1200mにしては瞬発力が求められる舞台になる。

 2014年は34.7-33.6の超スローで、アンバルブライベンの逃げ切り。8枠から差してきたサドンストームも外を回したわけではない。15番人気で激走したサカジロロイヤルもアンバルブライベンの番手でロスなく運んだ。
 2013年1枠から逃げたアイラブリリを2枠アースソニックがちょい差し。スギノエンデバーもいつもとは違って3枠から先行。34.1-33.4の流れ。この年だけは7秒台の決着で当時の京都はかなり馬場が速かった。
 2012年は34.3-34.2のほとんどフラットのペースで、ハクサンムーンの逃げ切り。アドマイヤセプターは届かずで、穴のシュプリームギフトは3枠。2011年はやっぱりも後傾ラップで内枠ロードカナロア、2010年はフラットで内枠スプリングソング。

 33秒台〜34秒台前半で上がるので、追い込み勢に厳しい展開になりがち。内枠、逃げ馬に能力の高い馬がいると、しっかり走ってくる可能性が高い。差し馬は外を回さずスムーズに捌いてくることが条件。狙うべきは8秒台に適性があって、かつ先行好位で速い上がりでまとめられるタイプ。血統的には、ミスプロ系、ノーザンダンサー系、バクシンオーあたり。

 では各馬の分析へと移る。

ベルカント、ビッグアーサー

 まずはベルカント。夏の2走、アイビスサマーダッシュと北九州記念は強い内容。特に北九州記念は55kgを背負って、55kgのビッグアーサーに完勝なので、かなり強い。この2戦の走りならスプリンターズSでも十分に通用する数字だが、結果は13着でストレイトガールとは0.8差といういまいちな結果になった。敗因としては、夏から使ってきて調子のピークが過ぎたこと、中山コースの坂に適性がなく平坦巧者であることが挙げられる。今回条件としてスプリンターズSの中山1200m→京都1200mで好転しているし、北九州記念のように先行して速い上がりでまとめることもできる舞台。時計は速力が問われる7秒台のほうがいいのだろうが、平坦の1200mは悪くないはず。斤量55kgで北九州記念の内容で走ればこのメンバーで上位であることは間違いない。あとは仕上がりで、夏の2戦は調子もよかったことも大きな要因としてあるので、多少間隔を空けたあとの冬場レースでどうかというところ。内枠を引ければ能力は上位なので、走ってきそうではある。

【オパールS】11.9 – 10.4 – 10.6 – 11.2 – 11.1 – 11.5 1.06.7

 ベルカントに北九州記念では完敗のビッグアーサーは、オパールSで大きくパフォーマンスを上げてきた。32.9-33.6の超高速馬場を中段から押し上げて快勝。57kgでここまでの内容で走れたら、もうベルカントにだって負けていない。後傾ラップに対する適性はベルカントよりも上で極端な外枠に入らない限りまず崩れない。オパールSで速いペースは経験しているので、位置取りも問題なし。当然オパールSよりは時計はかかるだろうけど、適性的にクリアできる。サクラバクシンオー×キングマンボの血統もいい。

【桂川S】12.3 – 11.0 – 11.2 – 11.2 – 11.1 – 11.3 1.08.1

 エイシンブルズアイは京都1200mに対する適性は高い。桂川Sは後傾ラップで、レベルはまずまずといったくらい。OP特別では結果を出しているが、重賞だともう一段上の内容が必要になってくる。先行好位からちょい差しスタイルは京阪杯の傾向には合致するも、桂川Sはテン12.3と遅く、今回同じように位置を取れるか不安はある。

スワンS組、京洛S組

【スワンS】12.1 – 11.0 – 11.5 – 11.5 – 11.4 – 11.3 – 11.4 1.20.2

 このスワンSについてはマイルCSの記事で言及したように、フィエロをはじめ差し勢を評価しないといけないレース。その観点からはバクシンテイオー。北九州記念では7秒台の速力勝負に対応できずも、シルクロードSなんかは僅差の競馬をしている。能力的にもまずまず、展開負けする脚質ではある。近年ではなかなかそうならないが、外差しで短縮有利な馬場になれば突っ込んでこれる力はある。
 次点でサトノルパン。ディープ×ダンシングブレーヴで、リディル、クラレントの半弟からすると1200mはなあ、という気がする。実際2走前に道頓堀Sで阪神1200mを快勝してはいるものの、時計的な価値はそれほどでもない。ベストは軽い東京1400mだろう。ベルカント、ビックアーサーを除けば能力は上位なので、走ってくる可能性はあるが。
 ベルルミエールはとにかく瞬発力がないタイプなのでスワンSの流れでは持ち味が活きない。そのことからすると、京都の後傾ラップはあまり歓迎ではないだろう。北九州記念では、ベルカント、ビッグアーサーには完敗も外枠だったこともある。33秒台~34秒台前半で勝ち負けできる条件がなれば、2頭以外となら十分戦える。
 フミノムーンは新馬戦、マーガレットSは低速戦の上がり勝負でなかなかいい内容の走り。スワンSは軽過ぎて適性外なので、凡走も納得できる。1200mならもっと重くなってほしいところ。相当重くなれば、能力はあるので差してこれる可能性はあるが、京都1200mでその条件が叶うか。コパノリチャードは完全にリズムを崩していて、ちょっと買いづらい状況。京都1200m向きでもない。

【京洛S】12.2 – 10.9 – 11.0 – 11.2 – 11.5 – 12.1 1.08.9

 京洛S組はネロ以外は低調な内容だなあ。アースソニック、レンイングランドは夏のスプリント戦も活躍していたものの、時計的な価値がある走りはない。ウイクザムーンはオパールSで外から差してきてはいるものの、展開負けのリスクは毎回あるタイプだし、能力もそれなり。この組はちょっと苦しいかな。

 ビックアーサー、ベルカントの2強という力関係で、適性も加味するとビッグアーサーの信頼度は高い。当然それがオッズにも現れるだろう。続くのは、ベルルミエール、エイシンブルズアイ、サトノルパンあたり。展開を考えれば、ベルルミエール、エイシンブルズアイが有力か。過去の傾向からも枠順が重要なレースだし、馬場の影響を受けやすい1200m戦なので、それらを踏まえて結論を出す。続く。

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