日本ダービー2016予想 ◎ディーマジェスティ

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日本ダービー2016の予想です。いよいよ屈指のハイレベル世代のダービーです。今年は皐月賞組もさる事ながら、青葉賞、京都新聞杯もレベルの高いレース。ステップは限られているので、レース内容を丁寧に見ていって能力・適性をしっかり掴みたいところ。ではさっそく過去の傾向から見ていきます。

日本ダービーの傾向

【2014年】12.3 – 10.5 – 12.2 – 12.5 – 12.8 – 11.9 – 12.7 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.7 – 11.9 2.24.3
【2011年】12.7 – 11.3 – 12.8 – 13.1 – 12.5 – 13.0 – 13.2 – 12.8 – 12.6 – 12.3 – 12.2 – 12.0 2.30.5
【2010年】12.6 – 11.3 – 12.2 – 12.7 – 12.8 – 13.5 – 13.1 – 12.9 – 12.4 – 11.3 – 10.8 – 11.3 2.26.9

ダービー2016

表は過去10年分の枠順と4角位置を表したもの。まず何といっても目立つのは1枠の大健闘。2014年ワンアンドオンリー、2013年キズナ、2010年エイシンフラッシュなどここ10年で6勝という数字。2015年も1枠からサトノラーゼンが激走している。1枠に限らずとも2014年マイネルフロストは12番人気で2枠から、2013年アポロソニックは8番人気で2枠から穴をあけており、内枠が有利になりやすい。外枠ならアスクサキングスのような先行馬、あるいはドゥラメンテ、オルフェーヴルなど名馬クラスの差しでないと厳しい。

適性面は、東京2400mという総合力が問われる舞台、体力・持続力・瞬発力・速力などが高いレベルで必要になる。ただ、時計・ラップ・馬場が年によって異なるので、年ごとに微妙に違っている。2015年は超高速馬場での速力だし、不良馬場の2011年なんかは体力より。2010年は上のラップを見て通り3Fの瞬発力勝負。この辺は馬場や展開次第で、しっかり分析しておきたいところ。いずれにしろ弱い馬は連対していない。

血統からは、父はディープ、キンカメ、ハーツクライが好相性。母系はストームバードやダンチヒなどノーザンダンサー系がいいようで、特にSS系との組み合わせは注目しておきたい。他にはここ3年はロベルト系が毎年馬券になっているので、これにも注目。ローテーションは近年では皐月賞、青葉賞、京都新聞杯経由のみ。2008年ディープスカイ以前はNHKマイルカップ経由の馬もいたけど、最近はなし。皐月賞上位組以外では、皐月賞負け→ダービーのレース質の違いにより巻き返すパターン、青葉賞・京都新聞杯で強い内容で勝ってきた馬に要注意。

日本ダービー2016の有力馬分析

では次に有力馬の分析です。

皐月賞組

まずは皐月賞組から。当日は強風、展開は前ががりになってハイペース。特殊なレースとなった皐月賞をどう評価するかが今年のダービーの最も重要なポイント。

【皐月賞】12.0 – 10.7 – 11.5 – 11.7 – 12.5 – 11.5 – 12.4 – 12.2 – 11.6 – 11.8 1.57.9

昨年のダービーでこういう記事を書いた(→日本ダービー(東京優駿)2015予想 1分58秒台の皐月賞の視点)だけど、結果はドゥラメンテの快勝。中山の馬場もかなり変わってきているので、58秒台自体にはこだわる必要はなさそう。ただ、マイルよりの適性になっていないかどうかは分析しないといけない。

で、今年の皐月賞は58秒台を切って57秒台に突入。展開はリスペクトアースが引っ張って緩む場面もあるもハイペースで前には厳しくなった。レベルは過去の皐月賞と比較しても優秀な部類で古馬の一線級相手でも通用する内容。

ディーマジェスティは大外枠からやや出負けて後ろからの競馬。3角から徐々に進出してから残り200mで外から突き抜ける。4角では外を回して距離ロスがあったことを考えると相当な内容で、共同通信杯から一気にパフォーマンスをあげてきた。一方でハマったという面もあって早め先頭に立ったリオンディーズと比べると位置取りは有利。共同通信杯も似たような展開でハイペースを差してきたので、ディープ×ブライアンズタイム×サドラーズウェルズの血統からも持続力よりの適性で、ペースは流れたほうがいいタイプ。マイラーではないだろうから距離への不安はないが、スローになって切れ味勝負になると少し分が悪いし届かない可能性もある。57秒台で走ったダメージはあるはずなので、調教過程には要注意。アンライバルドだとは思わないけど共同通信杯、皐月賞と穴をあけてからの今回人気という流れから狙いにくい場面ではある。重馬場はクリアできそうな適性。

マカヒキはディーマジェスティより後ろの位置取り。上がりはマカヒキのほうが速く同等の評価をしていい。弥生賞とはまた違うレース質でも強い内容なので非常に能力は高く、リオンディーズ・エアスピネルにはここ2走で完勝。適性面もどれもハイレベルで兼ね備えていて、不安は未知の重馬場適性くらい。皐月賞で届かなかったことを踏まえて川田Jがどう乗ってくるかはポイント。速い馬場だと、ワールドエースのように縦長になって差し損ねる可能性はある。ディープ×フレンチの血統もいいし、極端に馬場が悪化したり、イン伸び馬場になければ、力関係からしても信頼度は高い一頭。

サトノダイヤモンドは不利があったことを加味してもディーマジェスティ、マカヒキとは差があったことは確かでも、きさらぎ賞ステップでダービーを見据えていたとするなら3着という結果は悪くない。マカヒキ同様に適性の不安はなく、血統もディープ×ダンチヒ系。中山2000m→東京2400mは条件好転、体調もアップしてくるのでダービーへ向かうステップとしては○。あとは皐月賞の差をどう見るか。器用さがあるので、内枠を引きたい。

エアスピネルは皐月賞でも大きくは崩れずも、上位2頭とは差がついた。弥生賞でもマカヒ、リオンディーズに完敗。可能性があるとすれば、エイシンフラッシュの年のように本当の3Fだけの勝負になったとき。キンカメ×SSでローズキングダムのようなイメージ。流れて体力勝負になると、能力・適性からは苦しいので、スローで機動力を活かす競馬ができれば。ロスをなくすためにも内枠が条件。

リオンディーズは早めに動いて最後は苦しい展開になった。なので能力面は負けたからといって評価を下げる必要はないものの、折り合い面は気になる。朝日杯での内容もよかったし、2400mだと気性は心配。キンカメ×スペシャルウィークの血統は文句なしだし、皐月賞ほどきつい展開にはならないだろうから、巻き返す余地はあっても、上手く制御して運べるかどうか。マカヒキに2戦連続で先着されているのも減点。これという条件は思い浮かばないけど、対応できるレース質は広いし、雨が降っても大丈夫なタイプだとは思う。

青葉賞組、京都新聞杯組

【青葉賞】12.7 – 10.9 – 12.3 – 13.0 – 12.4 – 11.6 – 11.9 – 11.7 – 11.9 – 11.6 – 11.9 – 12.3 2.24.2

今年の青葉賞はハイレベル戦。展開はマイネルハニーが途中からペースを上げて縦長の隊列。マイネルハニーから離れた位置から進めた馬でもペースは平均で、軽い瞬発力というより持続力が問われたレース質。

ヴァンキッシュランはこの時計で走ることができれば、並みのレベルの年だとダービー馬。位置取りとしてはほぼベストでもこの内容は評価しないといけないし、皐月賞組と同等と見ている。東京2400mではレーヴァテインの500万でも瞬発力よりのレースで高いパフォーマンスを見せていて適性面はばっちり合う。ディープ×ガリレオの血統もシンハライトと同じディープ×サドラーズウェルズ系の構成。対皐月賞組を考えると理想としては、重めの馬場を縦長の展開を好位で進めるかたち。青葉賞組は仕上げが難しくなるので、そこには注意したい。そこは角居厩舎の腕に期待かな。

レッドエルティストもヴァンキッシュラン同様にハイレベルな内容で例年のダービーなら馬券内の走り。上がりはこちらのほうが0.6速い。適性的には、レース内容、ゼンノロブロイ×ダルシャーン×Alzaoの血統から軽い瞬発力というよりかは体力で突っ込んでくるタイプ。希望する条件は重めの馬場で外差し。2011年オルフェーヴルまでとはいかずとも時計がかかったほうがいい。仕上がりについてはヴァンキッシュランと同じ。

【京都新聞杯】12.4 – 11.1 – 12.6 – 12.3 – 12.4 – 12.3 – 12.8 – 12.2 – 11.8 – 10.8 – 11.9 2.12.6

京都新聞杯からはスマートオーディンとアグネスフォルテが参戦。

スマートオーディンはこのブログで何度か指摘しているように強いレースはいずれも3Fの瞬発力。この京都新聞杯も見ての通り3F戦で10.8という速いラップを刻んでいる。馬場を考えるとレベルとしては思ったより低くく、キズナあたりと比較すると劣る。自身の毎日杯比較でも落としているので、距離への不安は拭いきれていない。父ダノンシャンティなので1800m前後がベストなのかも。希望としては2009年エイシンフラッシュのレース質。ただそうなっても今度は折り合い面で心配が出てくるので、毎日杯の内容なら皐月賞組にも対抗できるが、東京2400mではパフォーマンスを落とす可能性が高いかな。アグネスフォルテはスマートオーディン以下の評価になるので力関係的に厳しいか。大寒桜賞でもレッドエルティストに完敗。展開の鍵を握る一頭ではあるが。

プリンシパルS組、NHKマイルC組

【プリンシパルS】12.9 – 11.3 – 11.1 – 11.4 – 12.7 – 12.3 – 12.1 – 11.5 – 11.6 – 12.3 1.59.2

プリンシパルSは1.59.2という速い時計での決着。それでも馬場、ペースを加味するとこれ以上の伸びしろはなく、準OPクラスか。ピースマインドがハイペースで引っ張ってやや縦長の隊列。アジュールローズは1枠から好位の位置取りでほぼベスト。対皐月賞組、青葉賞組を考えるともう一段上の走りが必要なので厳しい立場ではある。ヴィクトワールピサ×カーリアン系の血統は合いそうだけど。

【NHKマイルカップ】12.3 – 10.7 – 11.3 – 11.7 – 11.7 – 11.3 – 11.5 – 12.3 1.32.8

NHKマイルカップはメジャーエンブレムが自らレースを作っての完勝。レベルは同日湘南Sがドスローなので測りにくいが、高めに見積っても準OPクラスかなと。ロードクエストの内容も悪くないものの、メジャーエンブレムを上に取りたい。皐月賞から東京マイルでパフォーマンスをあげてきたのでやはりベストはマイル。再度マイルから東京2400mになって皐月賞上位馬に逆転できる可能性は低いか。父マツリダゴッホも少しずれる。3着レインボーラインも外枠からよく健闘したものの、ロードクエストとも差があるし、東京2400mでさらに伸ばせるかは疑問。

東京芝の馬場傾向

では次に前日の東京芝の馬場傾向を見ていきます。

2回6週東京

今週の馬場情報はJRA公式HPから→馬場情報

表の通りCコースに変わって内枠の健闘が目立つ。5R中4Rで1~3枠が勝利だし、4角外で馬券になったのは1頭のみ。時計については、金曜日の雨の影響が多少残っていたと考えられるが、まずまず速い時計が出ている。血統で見ると2400mのレースでは、ディープ×Monson、ワークフォース×クロフネ、シンボリクスエス×SSが1~3着。その他の距離ではサドラーズウェルズ系やフレンチが好調。マイルでサドラーズウェルズが好走なので、パワーも必要な馬場なのかもしれない。

当日の天気予報はこちら→気象庁ホームページへ

明日の東京も降雨はなさそうでこのまま良馬場でのレース。明日は完全に乾いてさらに高速化する可能性があり、3歳500万ウムブルフで2.25.0の34.4なら23秒台では決まると想定しておく。展開は先行馬も何頭かいてペースは上がると見ている。ベストは内から抜け出すウムブルフの競馬。

日本ダービー2016の予想

◎ディーマジェスティ
△マカヒキ
△ヴァンキッシュラン
△レッドエルディスト

(買い目:◎単勝、◎→△の馬連、馬単、三連複、三連単)

23秒台を想定した場合に、ディープブリランテのように前残り取るか、ドゥラメンテのように差しを取るかはかなり迷った。先週のオークスしかりこの東京開催は、サドラーズウェルズ系が健闘しているように時計はしっかり出るものの、パワー・体力も問われる。ある程度ペースは上がると見ていて、ボウマンJやデムーロJも早めに仕掛ける可能性が高い。となれば、前には厳しい競馬になるので、狙うべきは速力勝負にも対応可能な差し馬。

ということで、1枠からディーマジェスティを◎に選択。皐月賞は嵌ったことは確かも内容はこの世代のレースで一番のパフォーマンス。今回も流れそうで極端な瞬発力勝負にならないのはプラスだし、血統もディープ×ブライアンズタイム×サドラーズウェルズで傾向に合致。ちょっと買いづらいタイミングではあるものの、1枠を引いたし、本命でもいいのかと。

△マカヒキは位置取りを考慮して◎にはせず。適性・能力は確かなので、川田Jがどこから進めるか次第。穴にはハイレベル戦になった青葉賞からヴァンキッシュランとレッドエルディスト。ヴァンキッシュランのほうは内枠を引いたら本命まで考えていた馬。好位で進めることができれば圏内で走れる可能性はある。血統もディープ×サドラーズウェルズ。レッドエルディストももう少し重い馬場を希望でも、今の馬場と前掛かりの展開になれば突っ込んできてもおかしくない。枠ももう少し内がよかったのが本音だが、内枠に魅力的な穴馬がいるわけでもないので。

今週の重賞:
目黒記念2016

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