アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2016予想 ディサイファほか有力馬の分析

予想の参考になりましたらシェアをお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

AJCC(アメリカジョッキークラブカップ)2016の予想です。年明け以降中山の重賞はそこそこいい予想ができているので、この流れで今週もいきたいと思います。まずはいつも通り過去の傾向から振り返ります。

AJCCの過去の傾向

AJCC2016

【2015年】12.6 – 11.7 – 13.4 – 13.2 – 12.1 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 11.4 – 11.2 – 12.0 2.13.6
【2014年】12.5 – 11.1 – 12.9 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 12.3 – 12.4 – 11.9 – 12.1 2.14.0
【2012年】12.6 – 11.3 – 13.4 – 13.2 – 13.3 – 12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 12.2 2.17.3

まずは2015年から。ラップからは最初ゆったり入って5F目から引き上げての持続力勝負。ゴールドシップが上がっていけないような見事なレースメイクで、負けパターンに持ち込んだクリールカイザー田辺Jが逃げ切り。2着も2番手からミトラ。2頭ともただ展開が向いたわけではなく高いレベルの走りで、3着以下もその後の重賞で活躍した馬が多数のハイレベル戦。血統はクリールカイザーがキングヘイロー×サッカボーイ、ミトラがシンボリクリスエス×SS。2014年もレベルこそ違えど後半の持続力が問われるレース質。上位馬は外差しで、先行馬は弱かったこともあって軒並み沈んだ。ヴェルデグリーンはジャングルポケット×スペシャルウィーク、サクラアルディートはディープ×マルゼンスキー。

2013年はさらによどみないペースになってラストは12.7まで減速で上がりもかなりかかった。低速戦の持続力勝負でダノンバラードが得意とするパターン。進路妨害とかいろいろあったけどサクラアルディートで穴をあけたベリー騎手騎乗。いくら上がりがかかるといってもアドマイヤラクティが差し損ねているあたりある程度の速力は必要かな。ディープ×Unbridled、ファルヴラヴ×リアルジャダイのワンツー。ルーラーシップ圧勝の2012年は超不良馬場で特殊なレース。この条件で、この相手ならルーラーシップが負けることはなかった。オッズも1.4倍。2011年も同じような展開から5Kgトーセンジョーダンが好位差し切り。逃げたミタビランベリが2着、ネヴァブションは外差しで届かず。血統はジャングルポケット×ノーザンテースト、オペラハウス×ホリスキー。

いずれの年も後半の持続力が求められるレース質になりやすく、時計はかかるけどある程度速力もあったほうが良さそう。強い先行馬がいると差し勢はなかなか届かず、好位にはいたい。血統はマルゼンスキーなどニジンスキー、トニービン持ちがいい。

ディサイファ、サトノラーゼン

次に各馬の分析へと移ります。

まずはディサイファから。何度が指摘しているように暮れの金鯱賞はハイレベル戦。レーヴミストラルは日経新春杯を快勝したし、サトノノブレス、マイネルフロストも次走馬券になっている。そこで57Kgを背負って2着の内容は優秀で、札幌記念なども含めて中距離重賞では安定して高いレベルで走る。今回のAJCCは昨年も出走して馬券外の5着という結果で、ベストは1800~2000mだろうから条件としては金鯱賞比較ではよくはない。ただ適性的にみても持続力勝負が得意なタイプで、金鯱賞の後半のラップはここでも活きそうではあるし、登録馬も昨年と比べると一枚落ちるので昨年以上もあるか。ディープ×Dubai Millenniumは速力のあるダノンバラードといった感じ。

次に同じディープ産駒からサトノラーゼン。正直いって昨秋のパフォーマンスは良くない。低レベル戦のセントライト記念で凡走、セントライト記念ほどではないしろレベルが高いとは言えない菊花賞で恵まれた1枠から馬券になれなかった。春の京都新聞杯もダービーも内枠を利したという面は確かにあって秋の内容が本来なのかもしれない。適性面はディサイファ以上に瞬発力がなくAJCC向きではあるし、ディープ×ロベルト系×カーリアンの血統も中山のトレンドのロベルト系、AJCCの好走血統であるニジンスキーとどちらも持っているのでその点は魅力的ではあるが。休養明けでどこまで伸ばせるか。

もう一頭のディープ産駒はクランモンタナ。クランモンタナは上がりがかかるかどうか、がポイントの馬。2200mでも後半の速力は必要になってくるし、ディセンバーSの内容では能力が足りないかな。ディセンバーSからはスーパームーンも登録。アルゼンチン共和杯の結果の割にはディセンバーSはいまいちだったので、ブライアンズタイム×サドラーズウェルズからも、もう少し距離があったほうがいいタイプなのかもしれない。その点今回は200mは伸びるので、条件としては好転しているが低速戦向きなので時計はかかってほしい。

マイネルフロスト、ライズトゥフェイム

【中山金杯】12.7 – 11.1 – 13.4 – 12.3 – 12.8 – 12.3 – 12.3 – 11.8 – 11.1 – 11.4 2.01.2

次に中山金杯組。

ラップを見ての通りかなりのスローで特殊なレース質。逃げたマイネルフロストは仕掛けのタイミングの問題もあっただろうが、この流れで勝ち切れなかったことは事実。ただ、この金杯は置いておいもアルゼンチン共和杯、金鯱賞の2つのハイレベル戦で大きくは負けておらず、昨年のAJCCでは上がり最速でディサイファに先着。今回は56Kgで出走できるので能力的にはディサイファに次ぐ存在になる。ブラックタイド×グラスワンダー、キレ負けするタイプでもあって持続力勝負は得意とくれば、特殊なレースからのステップであっても高い評価をしないといけないのかなと考えているところ。

4着ライズトゥフェイムは上がり最速で32.6。アイルランドTと合わせてここ2走はいい内容で来ている。履歴を見ると一番長くて2000mまでのレースしか出走していない。ゼンノロブロイ×サドラーズウェルズ系なら距離は問題ないだろうが、多少不安はある。今回も後ろから進める可能性が高く、決め手勝負。金杯とは違う流れになるのでその辺もどうかなと。5着ステラウインドも同じゼンノロブロイ。まさかの33秒台前半が求められる展開になって対応できずキレ負け。条件は好転も能力的にもやや足りない。

最後にショウナンバッハ。ジャパンカップはなんと上がり最速の脚でショウナンパンドラと0.5差。条件戦のころから注目してきた馬ではあるものの、あそこまでやれるのは驚き。持続力勝負でも差してこれるので適性的にはクリアできるけど、ライズトゥフェイム同様外差しでどうか。右回りも課題になる。

ほかにはショウナンマイティ、ルルーシュの古豪2頭は長期休み明けなので様子見かな。特にショウナンマイティは全盛期ならまとめて面倒を見れる相手だけど、さすがにちょっと買いづらい。調教など踏まえてから。

ざっと掴むと、ディサイファVS金杯組という構図かな。やや適性はずれるもディサイファはやはり上位で、金杯組ならまずマイネルフロスト、次いでライズトゥフェイム。サトノラーゼンは血統的な魅力は大きい。ちょっと小粒なメンバーが集まった印象です。続く。

東海ステークスはこちら→東海ステークス2016 ロワジャルダン、インカンテーションほか有力馬の分析

予想の参考になりましたらシェアをお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする